バンコクのインターナショナルスクール

バンコクのインター校のご紹介

バンコクには、多くの日本人が住むスクンビットのBTS沿線を中心に、多くの欧米人が住むサトーン、及び、ラヨーンなどの郊外に、多くの優れたインターナショナルスクールがあります。

アメリカンスクールとブリティッシュスクールを中心に、日本人が通うのに、おすすめしたいインターナショナルスクールを紹介します。非営利目的のボランティア活動の一環です。

IB スクール
KISとNISTは、プライマリースクールとセカンダリースクールを通して IB によるカリキュラムです。

アメリカンスクール
BAIS, BCIS, Berkeley, Ekamai, ICS, ISB, Kevalee, Kincaid, New Sathorn, Niva, RIS, Trinity, Wells は、アメリカンスクールです。

Singapore O Levelを採用したインター校
Anglo Singapore, Glory Singapore, Siam Singapore, Singapore (SISB) は、理数科目の強化のために、カリキュラム全般に Singapore O Level を採用しています。

オーストラリアンスクール
Australian と St. Mark's は、オーストラリアンスクールですが、St. Mark's は、Singaporen MOE standards を併用しています。

ブリティッシュスクール
その他は、ブリティッシュスクールです。ハイスクールのカリキュラムは、IGCSE + A Level、もしくは、IGCSE + IBです。

英語を学ぶのに、あまりよい環境ではなく、語学力を高めるのが難しいと判断した、数校のインター校の掲載は、見合わせています。

近年はバンコクにおいても、シンガポールと同様に IB のカリキュラムが流行しています。

Singapore O Level というカリキュラムは、ベースがイギリスのもので、理数を強化したものと考えれば、分かりやすいと思います。

バンコクのインター校で、特にブリティッシュスクールでは、IT (Information Technology)やDT (Design Technology)などのコンピュータ関連の授業科目は必須です。

日本人インター生の間でも、英語や数学だけでなく、IT(情報工学)に興味を持ち、ウエブ開発系のコンピュータ言語を学びたい生徒が増えているので、どのようなものか、ご紹介します。

ハイスクールで習うものは、これらより基礎的なものですが、大学での学習内容やITの企業での実務を、具体的な例を挙げてご説明します。

オンラインのビデオ相談

便利なGoogle MeetやZoomを使って、日本からオンラインで相談を受けることが多くなりました。もちろん無料なので、お気軽にご利用できます。メールにてこちら(tutorinbangkok@gmail.com)まで、ご予約ください。最近ご要望が多いので、日曜日に集中して受けることにしています。

みなさんのおかげで、多くの保護猫の命を救うことができています。心から感謝いたします。

中国へ送信されるメールが、検閲のために遮断されることがあります。中国からの緊急のご要件は、お手数ですが、国際電話でお願いします。

バンコクのインター校の目次

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大規模な名門校
大規模な進学校
その他のインター校

理系の学部に進学を考える方に
インター校編入は小学生がお勧め
バンコクのインター校及びインター生の個人的な見解
インター校編入のご相談について
家庭教師のご依頼
訪問者の方々へ

非常に高い語学力が求められるインター校
高い語学力が求められるインター校
コストパフォーマンスのよいインター校

大規模な名門校(アルファベット順)

NIST 1

Year6(Grade7)の編入時に、英検準1級程度の語学力を求められます。バンコクにあるインターナショナルスクールの中でNISTとPatanaは名門校として知られています。ケンブリッジ大やオックスフォード大など、有名な英国の大学に、多くの卒業生を輩出しています。

よほど優秀な学生、もしくは、アメリカやイギリスからの帰国子女でもない限り、日本人学校からの編入は不可能と思います。語学力はネイティブレベルで、真面目な学生が大半を占めます。

バンコクには理数科目に強い、Singapore O Levelをカリキュラムに採用したインター校も多くあるので、理数科目に関しては、それほどではない印象を受けます。

Maple 6

NIST

soi 15 Sukhumvit Road
IB

2023年9月現在の全校生徒数は1780人ほどで、日本人の生徒数は約5%です。国籍別では、タイ人、アメリカ人に続き、3番目に生徒の多い国籍グループになっています。

エリメンタリースクールでは、English as an Additional Language (EAL)と呼ばれる英語の補修クラスがあります。すべての学年を通してIBのカリキュラムによるインター校です。

この学校は名門校としての実績を誇り、エリメンタリースクールでも編入が難しいインター校の一つです。BTS Asokeの駅から徒歩で通学もできます。

Patana

soi 105 Sukhumvit Road
British (IGCSE + IB)

2017年8月現在の全校生徒数は2243人で、日本人の生徒数は70人ほどです。NISTと双璧をなす名門校で、長年の実績を誇るブリティッシュスクールのインター校です。

バンコクでは最大規模のインター校で、編入を希望する学生は、品のある立派な校舎と雰囲気のよさに魅かれます。アメリカから編入してくる日本人の生徒が目立ちます。

近年(2023年)は語学力の低い日本人の生徒でも受け入れています。これまで海外の大学に多くの生徒を輩出してきたインター校です。BTSの最寄りの駅は、Bearingになります。

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大規模な進学校(アルファベット順)

Ruamrudee 1

Year10(Grade9)の編入時には準1級程度の力を求められます。ハイスクール卒業まで宿題に膨大な時間を費やすことになる生徒が多いのですが、この状況でがんばれる生徒は力を少しずつ蓄えることになります。

欧米から編入の日本人生徒には、授業内容は問題なく理解できると思います。Shrewsburyの所在地は、ビジネス街のサトーン通りの近くです。Harrow、ISB、RISの所在地は、郊外になります。

HarrowとRISは欧米人の生徒も少なく、派手な印象を受ける学校ではありません。しかしながら、優秀な学生を多く輩出しています。

また、ISBは近代的な設備が充実したインター校です。一昔前は、日本人の生徒数がもっとも多い学校でした。近年は語学力の高くない生徒も、低学年であれば、積極的に受け入れているとのことです。

立地条件のよさ、他の大規模インター校に比べると安い学費、ほどよい学力レベルの高さなどを考慮して、St. Andrews BangkokとPREPは、日本人の間で、もっとも人気のあるインター校になっています。

St. Andrews Bangkok

soi 71 Sukhumvit Road
British (IGCSE + IB)

2023年8月現在で、エカマイとソイの71にある二つのキャンパスを合わせて、全校生徒数はおよそ2300人です。日本人の生徒数は全体の5-7%ほどです。

エカマイにある新しいキャンパスは、セカンダリースクールで、ソイの71にあるキャンパスは、プライマリースクールです。英語の苦手な生徒にはEnglish Supportがあります。

日本語の授業もあり、発達障害、学習障害のある生徒にも対応しています。エカマイの校舎は最寄りのBTS Ekamai駅から歩いて数分の距離です。

Harrow

soi Kosumruamchai 14, Kosumruamchai Road
British (IGCSE + A Level)

2015年5月現在の全校生徒数は1500人ほどで、日本人の生徒数は26人です。所在地はドンムアン空港の近くです。

Summer schoolやSaturday schoolが日本人の間で好評です。欧米人の学生数は少ないですが、イギリス本校は故チャーチル首相の出身校です。

学内の Language Support Departmentの下に、英語が不得手の学生のために、英語の補習授業が設けられています。

ISB

soi Nichada Thani, Samakee Road
American (SAT or IB)

2022年11月現在の全校生徒数は、1700人ほどで、日本人の生徒数は、5-6%ほどだそうです。

語学力の低い日本人の生徒でも、授業内容が理解できるように、ESLやEALの環境を整えています。

事務局に日本人の担当者がいるので、英語が苦手な保護者も、安心して連絡を取ることができます。

ダウン症、発達障害、学習障害などを持つ障害児対しても、優しい環境を用意して、迎え入れてくれます。

PREP

soi 53 Sukhumvit Road
British (IGCSE + A Level)

2020年9月現在で、オンヌット(ソイの77)にあるセカンダリースクールと、ソイの53にあるプライマリースクールの、二つのキャンパスの全校生徒数は、1250人を超えて、日本人の生徒の割合は7~10%ほどです。

全校生徒の中で、タイ人の占める割合は約半数で、卒業生の50%ほどは英国、25%ほどは北米に進学します。

EALやSENでは、語学力の向上を図ります。日本人は、第二外国語として日本語を勉強することもできます。編入テストには、CATが使用されます。

Ruamrudee (RIS)

soi 184 Ramkhamhaeng Road
American (SAT or IB)

2017年3月現在の全校生徒数は1200人ほどで、日本人は30人に満たないぐらいです。

理系の優秀な学生の育成に力を入れているので、ハイスクールの数学では、IB、AP、SATの校内の平均点はかなり高いです。

数年前より、編入試験において語学力が一定のレベルに満たない生徒受け入れは難しくなっていますが、半年早く卒業することもできます。

English Language Development Program (ELDP)と呼ばれる5段階の英語の補習クラスがあります。

Shrewsbury

Charoen Krung Road
British (IGCSE + A Level)

2017年2月現在の全校生徒数は1600人ほどで、日本人の生徒数は少なく、20~30人ほどです。

落ち着いた雰囲気のある学校です。NIST、Patanaと同様にネイティブベースのインター校です。

入学には最低限の語学力が求められますが、English as an Additional Language (EAL)と呼ばれる英語の補習授業があります。

所在地はビジネス街のサトーンの近くで、通学のための対岸から船の送迎もあります。

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その他のインター校(アルファベット順)

Australian 1

このリストには多くの小規模校が含まれますが、秀でたおすすめの学校も多くあります。Ekamaiのように大規模な学校も含まれています。実際に訪問されて、自分の目で見て、雰囲気を感じ取ってください。

近年、最低限、英検の3級程度の語学力はないと、小学生でも受け入れてくれないインター校が増えています。希望校に編入できなくて、相談されることが多くなっています。

個人的には、ESLの充実したインター校への編入を勧めたいのですが、本音でいうと、大規模、中規模の学校を含め、多くのインター校でうまく機能していないのが実情です。詳細を知りたい方は、お手数ですが、こちらまで連絡ください。

St. Andrews Dusit

253/1 Sawankhaloke Road Dusit
British

2020年の1月現在の、全校生徒数は265人ほどで、日本人の生徒数は数人のプライマリースクールのみの小規模なインター校です。

St. Andrewsでは、IT、または、ICTと呼ばれるコンピュータ教育に力を入れており、小2の学年(Year3)で、パソコンの操作だけでなく、コーディングを学びます。

家庭的な雰囲気の中で、英語の環境に適応しやすい環境を提供して、ダウン症、発達障害、学習障害などの障害を持つ数人の生徒にも、優しく対応してくれています。

St. Andrews Green Valley

Ban Chang, Rayong
British

2020年の2月現在の、全校生徒数は450人ほどで、日本人の生徒数は6人だそうです。欧米人の生徒も多く、35の国籍の生徒からなり、ラヨーンならではの、広々とした設備のある、雰囲気の明るい学校です。

生徒一人一人に適切な教育を施すために、あえて中規模のサイズにとどめているそうです。二歳児から受けつけており、Year13のハイスクールが終了するまで学べます。

スポーツ関連の設備は整っています。中規模のインター校なので、教職員と生徒の心理的な距離が、より近くに感じられます。

St. Andrews Sathorn

Sathorn soi 4 North Sathorn Road
British

2019年の10月現在の、全校生徒数は390人ほどで、日本人の生徒数は2人だそうです。タイ人の生徒は二割ほどで、欧米人の生徒も多く、国際色が豊かで、雰囲気の明るい学校です。

サトーンの中央に位置し、コンドミニアムの住宅街に囲まれ、徒歩で通学する生徒が多い、地域に根差したプライマリースクールのみの、中規模インター校です。

小ぢんまりとしたインター校ですが、学習環境と教職員の質は高いと思います。家庭的な雰囲気で、楽しく学べる環境の、ありがたい学校です。

St. Andrews Sukhumvit 107

soi 107 Sukhumvit Road
British (IGCSE + IB)

2020年の2月現在の全校生徒数は、およそ509人で、日本人の生徒数は、20人弱だそうです。

日本語の授業、日本人生徒への対応、及び、日本人関連の業務を、2019年の8月より、岩木さんが担当されています。

特にハイスクールにおいて、少数の生徒を相手に授業が行われ、進路相談にも十分に時間を割いてくれます。

BTS Bearing駅から降りてきて、目の前の校門に入ることができます。近年はITやDTなどのコンピュータ関連の授業も充実しています。

Anglo Singapore

soi 31 and 64 Sukhumvit Road
British (O Level + IGCSE + A Level)

2022年4月現在のソイ64の全校生徒数は650人ほどです。日本人の比率は、幼稚園とプライマリースクールの各学年に1、2人程度です。

BTSの最寄りの駅はPunnawithiなので、高学年の生徒の通学は容易です。

ソイ31の全校生徒数は380人ほど、日本人の生徒数は15-25%です。国語の授業が毎日あり、P6(G6)まで学べます。

理科や数学の科目に関しては、O Levelを基に学習するので、深い理解が必要になります。

Ascot

soi 118 Ramkhamhaeng Road
British (IGCSE + IB)

2017年3月現在の全校生徒数は420人ほどで、日本人が2人、日本人とタイ人のハーフの生徒数が数人です。

所在地はラムカムヘン通りを北東へ下ったソイ118になります。IGCSE + A LevelからIGCSE + IBのカリキュラムに変わりました。

English as an Additional Language (EAL)と呼ばれる英語の補習クラスがあり、セカンダリースクールでは、本科とは別のクラスになります。

Astra Academy International School

Ekkama 14 Alley
British

2023年11月の統計の全校生徒数は106人で、日本人の生徒数は6人とのことでした。英語の理解力が低い生徒のためにEALのクラスがあります。

セカンダリースクールの生徒が3分の1の割合を占めます。授業料、所在地、外国人の多さ、日本人の少なさを考慮すると、おすすめのインター校です。

2021年に設立された新しいブリティッシュスクールですが、同グループのソイ2にあるKids Academyの幼稚園はよく知られていると思います。

Australian

soi 20 and 31 Sukhumvit Road
Australian National Curriculum

2017年4月現在のソイ31の全校生徒数は195人ほどで、日本人は28人ほどです。

日本人の生徒数は、一クラスにつき3人までになっています。ソイ20の全校生徒数は220人ほどです。

ミドルスクール、中学2年の学年まで、ソイ31のこのインター校で学ぶことができます。

英語の得意でない生徒のために、English as an Additional Language (EAL)と呼ばれる補習クラスもあります。

Bangkok Adventist (BAIS)

soi 71 Sukhumvit Road
American (WASC and ISAT)

2018年の10月現在で、全校生徒数は104人で、日本人の生徒数は10人ほどだそうです。

こちらの学校では、3歳児からGrade8、つまり、ミドルスクールまでの学生を受けつけています。

一学年に一クラスで、タイ人の生徒が7割ほどを占めています。

教員は、フィリピン人とスリランカ人で構成されている、小規模なクリスチャンのアメリカンスクールです。

Bangkok Christian (BCIS)

soi 44, Pattanakarn Road
American (NCA CASI)

2017年2月現在で、全校生徒数は280人ほどで、日本人の生徒数は3人ほどです。タイ人の学生が全体の40~43%を占めています。

English as a Second Language (ESL)と呼ばれる英語の補修クラスが、レベルに合わせて3クラスあります。

クリスチャンのアメリカンスクールなので、聖書を学ぶ授業が週に二回あります。

Beaconhouse Yamsaad

soi 78, Pattanakarn Road
British

2018年の11月現在で、全校生徒数は120人ほどで、日本人はいません。生徒の75%がタイ人です。2歳児から10歳までのプライマリースクールの学生を受けつけています。

ESL(EAL)は、生徒の年齢を考慮すると、必要がありません。授業後には、サッカーや水泳を楽しむことができ、午後5時までは、子供たちを学校で預かってくれます。

要相談ですが、スクンビットまでスクールバスサービスがあります。 学費は安いのですが、設備が整っている小規模なインター校です。

Berkeley

123 Bangna-Trad Road
American Common Core Standards

2010年に設立された比較的に新しい学校で、2023年8月現在の全校生徒数は500人ほどで、日本人の生徒数は24人です。

欧米人の生徒数の割合が4割で、バンコクにある英語ネイティブのインター校として、もっとも学費が安く、本気で英語を学ぶ環境として、おすすめのインター校です。

English as a Second Language (ESL)と呼ばれる英語の補習授業があり、失読症の生徒のためのdyslexia programもあります。

British School of Bangkok (Topsy Turvy International School)

soi 4 Sukhumvit Road
British

2019年の1月現在で、全校生徒数は250人ほどで、日本人の生徒数は、その中の10%になるそうです。

プライマリースクールのみの小規模なインター校ですが、欧米人の子女も多く、国籍の多様な学校という印象を受けました。ESLのクラスがあります。

もちろんスクールバスのサービスもありますが、保護者の方々は、最寄りのBTS Nana駅から、徒歩で訪問することができます。

Bromsgrove

Mu 9 Suwinthawong Road Minburi
British (IGCSE + A Level)

2017年11月現在で、全校の生徒数は450人ほどで、日本人の生徒は、現在のところ、いないとのことです。

English as an Additional Language (EAL)と呼ばれる英語の補修クラスが Year9、つまりミドルスクールの終了時まであります。

所在地がバンコク市内中心から離れてミンブリにあるので、設備が充実した寮も兼ね備えています。

The City School

soi 49 Sukhumvit Road
British

2019年3月現在で、全校生徒数は340人ほどで、タイ人は35%~40%、日本人は数%だそうです。

欧米人の子女も多く、40もの国籍からなり、国際色が豊かです。3歳から生徒を受け入れる、プライマリースクールのみの小規模なインター校です。

IT教育に力を入れて、小学生にDesign Technology (DT)まで教えています。英語が苦手な日本人の生徒は、EALがあります。

小綺麗で整頓され、至れり尽くせりなので、授業料も高く、富裕層向けのインター校です。

Crescent (CIS)

Pridi Alley, Ngam Duphli Alley, Rama Ⅳ Road
British (IGCSE + A Level)

2022年1月現在で、全校生徒数は約300人で、日本人の生徒数は30人ほどです。タイ人と外国人の混血児(ハーフ)の学生が多く、イスラム系の学生も目立ちます。

英語が苦手な生徒のために、Intensive English Courseもあります。

バンコクのインター校の中で、ブリティッシュスクールとして、もっとも学費が安い学校の一つです。

MRTで通うこともできますが、スクールバスが安いので、バスの利用をお勧めです。

Ekamai (EIS)

soi 63 Sukhumvit Road
American (California State Curriculum)

学費が安いわりに設備も整った大きな学校です。2020年9月現在の、全校生徒数は約1500人で、日本人の生徒数は2~3%ほどです。タイ人の生徒が全体の8割を占めています。

EIPと呼ばれる英語の補習授業が、Grade4からGrade7までの対応なので、Grade3以下、及び、Grade8以上で、英語の苦手な生徒の受け入れは困難になります。

学費が安くて人気のあるインター校なので、編入希望者が多く競争率が高いので、編入希望者は頻繁に事務局の担当者と連絡を取るようにしてください。

Garden

soi 2 Yen Akart Road, Sathorn
British (IGCSE + A Level)

2017年9月現在で、全校生徒数は350人ほどで、日本人の生徒数は4~5人です。各学年のクラスは一つのみです。

タイ人の生徒が全体の40%を占めます。また、タイ人と外国人とのハーフの学生が20~30%を占めているそうです。

English as an Additional Language (EAL) のクラスは、Year3からYear7の学生を対象とします。

教師はすべてイギリス人で、アットホームな雰囲気の小規模なインター校です。

Glory Singapore

soi 101/1 Sukhumvit Road
Singapore Primary School Curriculum

2021年3月現在で、全校生徒数は120人ほどで、日本人の生徒数は数人です。学費が安いわりに設備も整った、こぢんまりとした新しいインター校です。

タイ人の生徒が全体の60%を占めます。旧校舎にて幼児を受け付けて、新校舎でセカンダリースクールの生徒が学んでいます。

また、中国語の教育にも力を入れています。所在地はBTS Punnawithi駅の近くなので、高学年の生徒はBTSでの通学も可能です。

International Community School (ICS)

soi 37 Bang Na-Trat Frontage Road
American (WASC)

2016年5月現在で、全校の生徒数は965人、日本人の生徒数は14人です。タイ人が約55%を占めるクリスチャンのアメリカンスクールです。

Admission OfficeのJaysonさんが編入の際の担当です。勤め始めて2年になり、奥さんもエリメンタリースクールの先生だそうです。

校舎の正面が大きな駐車場になっており、喫茶店、雑貨店、本屋さんなどが敷地内にあります。

International Pioneers School

soi 3 Krung Thonburi Road
British (IGCSE + A Level)

2019年の1月現在で、全校生徒数は527人ほどで、日本人の生徒数は10人ないぐらいです。

国籍別の生徒がバランスよく構成されて、校内では、英語を話す環境が整えられています。

編入テストで60%以上の正答率を求められ、日本人の中高生の編入は、非常に難しいです。

校内の雰囲気、職員の応対、学費の安さ、設備を考慮すると、お勧めのインター校です。

最寄りのBTS Krung Thon Buri駅から通学できます。

Kevalee

soi 109 Ramintra Road
American

2018年の12月現在で、全校生徒数は105人ほどで、日本人はいないとのことです。生徒の95%がタイ人、残りがアジア系の学生ということです。

このインター校は、2歳児からハイスクールの学生までの学生を受けつけている、アメリカンスクールです。

一クラスの生徒数は、15人だそうです。スクールバスのサービスはありませんが、学費は良心的な額だと思います。

職員の方々は、カトリック教徒のようですが、キリスト教の教えを教育課程内には、反映していないとのことです。

Kincaid (KISB)

soi 69 Pattanakarn Road
American

2023年7月現在で、全校の生徒数は約500人、日本人の生徒数はその10%ほど、生後数ヶ月の幼児から受けつけます。非営利組織の運営なので、低額の学費の実現が可能になっています。

一学年に2クラスで、各クラスに日本人の生徒が、2人ほどいます。多国籍で外国人の比率が高いインター校なので、英語を話す環境として、恵まれています。

校長先生のスティーブさんの優しい人柄に影響されて、生徒たちは楽しく授業を受け、職員たちも快く働く、雰囲気のよいアメリカンスクールです。

KIS (Kesine international school)

Kesinee Ville Pracha-Uthit Road
IB

2015年5月現在の全校生徒数は565人で、日本人の生徒数は10人ぐらいです。

この学校はIB world schoolなので、エリメンタリースクールからIBのカリキュラムに馴じむことになります。

English as an Additional Language (EAL)と呼ばれる英語の補習授業があります。

St. Mark's

soi 52 Rama Ⅸ
Australian and Singapore curricula + British IGCSE + (A Level)

2017年2月現在の全校生徒数は130人ほどで、日本人の生徒数は4人です。こじんまりとしたアットホームな雰囲気のインター校です。

オーストラリアンスクールですが、プライマリースクールにおいて、Singapore MOE standardsを併用しています。

ハイスクースのカリキュラムは、IGCSE + A Levelとなっていますが、現在のところ、ミドルスクールまでのインター校です。English Supportもあります。

Modern (MISB)

soi 39 Sukhumvit Road
British (IGCSE + A Level)

2024年3月現在で、全校生徒数は約390人、日本人の生徒数は40、50人ほどです。通学のための立地条件と安い学費は魅力的です。

インド人が多く、全体の約60%を占めています。1997年に設立され、IGCSE + A Levelのカリキュラムでもっとも安く学べるインター校です。

サマースクールも安く、新しい生徒には、一週間のお試し期間があります。校内の多くのインド人の生徒たちは、日本人の生徒に優しく接してくれます。

New Sathorn

soi 24 Naradhiwas Road Chongnonsi, Yannawa
American (AdvancED and NCA)

2017年10月現在で、全校生徒数は360人ほどで、日本人の生徒数は4~5人です。タイ人の生徒が全体の40%を占めます。

クリスチャンのアメリカンスクールで、English as a Second Language (ESL)のクラスは、Grade11までの学生を対象とします。

アットホームな雰囲気の、非常にきれいで整理整頓された、落ち着いた雰囲気のインター校です。

Niva

soi 101 Ladprao Road
American (WASC)

2017年5月現在の全校生徒数は484人ほどで、日本人生徒数は10~15人ぐらいです。このインター校も2、3年前に比べると、急激に生徒数が増えています。

English Language Develpment Program (ELD)と呼ばれる英語の補習クラスがあります。このクラスには、英語に慣れながら、一年ほど在籍する生徒がほとんどだそうです。

所在地は北東に離れた郊外のラプラオなので、帰宅時間が少し遅くなります。

Ramkhamhaeng Advent (RAIS)

soi 119 Ramkhamhaeng Road
American (WASC)

2017年2月現在の全校生徒数は800人ほどで、日本人とタイ人のハーフの生徒数が3人です。韓国人が全体の20%を占めます。

クリスチャンのアメリカンスクールです。スクンビットへのバスの送迎サービスは、学校との交渉次第になります。

English as a Foreign Language (EFL)と呼ばれる英語の補習クラスが、Grade12まであります。

RCIS

soi Ruam Rudee
British (National Curriculum for England and Wales)

2016年10月現在で、全校の生徒数は200人ほどで、日本人は数人とのことでした。生徒たちの国籍は、26ヶ国に及びます。

小規模なブリティッシュスクールなので、学年はYear7(小学6年生)までです。

所在地は、日本大使館近くのsoi Ruam Rudeeです。日本人が多く住むスクンビットからも近いので、BTSでも通学が可能です。

Satuday Schoolには、日本人学校の生徒も来ているそうです。

Regent's

Pracha-Uthit Road
British (IGCSE + IB)

2017年11月の現在の全校生徒数は730人ほどで、日本人の生徒数は30~40人です。100人ほどが入寮しています。

上品な雰囲気のインターナショナルスクールで、イギリス本校は故ダイアナ王妃の出身校です。旧校舎だった寮はバンコクのインターナショナルスクールでもっとも豪華です。

Intensive English Language Development (IELD)と呼ばれる英語の補習クラスがあります。小学生の編入には、二日間の体験授業が必須です。

Siam Singapore

between soi 3 and 5 Petchaburi Road
Singaporean MOE standards + British IGCSE

数年前に設立された新しい学校で、2015年2月現在の全校生徒数は40人ほどで、日本人の生徒はいません。

校名が示すどおりシンガポールのカリキュラムを採用しています。

One week first trialという一週間無料の体験授業があります。英語の補習クラスはGrade7で終了です。

BTS Ratchathewi and Phaya Thaiが最寄りの駅です。

Singapore (SISB)

soi 39 Ramkhamhaeng Road
Singapore and UK curricula (IGCSE + A Level or IB)

2017年9月現在で、全校の生徒数は、4つのキャンパスを含めると、1300人ほどですが、日本人の生徒数は数人とのことです。

プライマリースクールにおいては、シンガポールのカリキュラムを採用しています。

セカンダリースクールにおいては、IGCSEの修了後、A Levelまたは、IBの選択になります。

また、中国語の学習が必須になります。

Trinity

soi 36 Sukhumvit Road
American (WASC)

2023年3月現在の全校生徒数は400人ほどで、日本人の生徒数は20%を超えるぐらいと聞いています。基本的に一学年二クラスで、一クラスの定員は25人です。

English as a Second Language (ESL)と呼ばれる英語の補習クラスがあり、本科の授業についていける語学力を養成します。

このインター校のESLは、他校に比べると充実していると思います。数学にはSingapore O Levelのカリキュラムを採用しています。

Wells

soi 51 Sukhumvit Road and Onnut (between soi 85 and 87 Sukhumvit Road)
U.S. Common Core Standards + IB

2018年5月現在で、オンヌットの生徒数は500人を超え、トンローの生徒数は200人ほど、日本人の生徒数は5~10%ほどです。

バンコクのハイスクールにおいて、IBのカリキュラムがもっとも安く学べるインター校です。

最寄りのBTS On Nut駅からオンヌットキャンパスに通学することもできます。

学費、所在地、生徒の学力などを総合的に考えると、悪くない学校だと思います。

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理系の学部に進学を考える方に

Maple 6

Singapore O Level、または、その一部を採用しているインター校として、Anglo Singapore, Glory Singapore, St. Mark's, Niva, Siam Singapore, Singapore (SISB), Trinityなどがあります。

RISもアメリカンスクールながら、理数科目に力を入れています。これらのインター校は、数字のセンスのある子供、高等関数に興味を持てる学生、理系の大学の学部に進学を考えている受験生にお勧めです。

国内の理系の大学の学部を受験する場合、インター校での勉強に加え、日本の高校で学習する数ⅠA、数ⅡB、数ⅢCも併せて勉強する必要があります。文系の学部受験の倍以上の勉強量が求められます。

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インター校編入は小学生がお勧め

ハイスクールでは、数学、理科、英語などのクラスは3~4段階のレベルの中から生徒の学力に合わせてクラスが選ばれます。多くのインター校で、English support programはYear8またはGrade7(中学1年生)で終了します。ハイスクールのテキストの理解には、基本的に英検の準1級の語学力が求められます

しかしながら、現実的には、2級レベルの学生もたくさんいるので、語学力、つまり、読解力や作文力がないために、宿題などに長時間を割く学生も多くいます。また、近年、日本人を初め、アジア人インター生の急激な増加によって、多くのインター校で、以前のように語学力の低い生徒を受けつけてくれなくなりました。

インター生の需要よりも供給が多くなり、以前にも増して、インター校が生徒を選ぶようになりました。特に一昨年前から、インター校に編入できない生徒の保護者の方々からの相談が多くなりました。高学年になればなるほど編入が難しくなるので、その対処として、年少や小学校の低学年での編入も勧めています。

IGCSE + IB のカリキュラムをハイスクールで学ぶインター校への編入は、遅くてもYear7またはGrade6(小学6年生)の終了時に考えてください。中学生の編入であれば、相当な覚悟と勉強量が必要になります。

英語の環境で生きていく強い意志もない平均的な日本人の学生には、ブリティッシュスクールへの編入、とりわけ、IGCSE + IB のカリキュラムの単位取得は、きついのでお勧めしません。日本人学校や普通科の高校で、しっかり日本語で勉強してください

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バンコクのインターナショナルスクール及びインター生に関する個人的な見解

Maple 8

スクンビットにある、イギリス系の進学校のインターナショナルスクールは、立地条件とそこに通う学生の学力レベルの高さなどで、近年、人気が上昇しています。

郊外にある大規模なインターナショナルスクールは、アメリカ留学並みに、学費が非常に高額です。さらに、近年の交通渋滞による通学で、毎日2~3時間にも及ぶ、貴重な時間を潰されてしまいます。

帰宅の際に、送迎バスの出発が遅れ、雨でも降れば、さらに1~2時間遅れることもあります。小型バスにゆられて疲れた帰宅後に、膨大な量の宿題をするだけで、一日が終わってしまいます。その解決策として、ご家族でインター校近くの郊外に住むことを勧めています。

英文法や語彙の習得のための時間が無くなり、語学力の大幅な向上を図ることができません。宿題のテキスト上の分からない単語を調べるのに、大切な時間を浪費しています。とても残念なことですが、郊外に通学するインター生を教えていて、非常に感じることです。

英文法や語彙をしっかり学ばないと、英検準1級レベルにも到達できません。インターナショナルスクールに通っていても、間違いだらけの英語で会話をしている学生が多くいます。エッセイを書いても間違いだらけです。バンコクの日本人インター生で、2級のレベルで止まる人が多いのはこの理由です。

さらに近年は、日本人、韓国人、中国人、インド人などのアジア人の間で、バンコクの比較的に学費の安いインター校がもてはやされています。しかしながら、語学力はないがインター校に編入を希望する生徒たちを、受け入れることができないケースが目立っています。

くれぐれもインター校編入を甘く考えないで、小学生の編入においても、中学英語の基礎程度の学力は持たせてください。どこのインターナショナルスクールで学んでもよいのですが、語学力で将来の仕事を考える学生や海外の大学へ進む学生は、英文法と語彙を増やす勉強時間を設けてください。

(注)
IGCSE: イギリス及び英連邦で一般的な大学の入学に必要とされる能力判定試験。対象年齢は15-16歳。
AS Level: イギリス及び英連邦で難易度の高い大学の入学に必要とされる能力判定試験。IGCSEの終了後のカリキュラムです。通常4科目の選択です。対象年齢は17歳。
A Level: イギリス及び英連邦で難易度の高い大学の入学に必要とされる能力判定試験。ASで選択した4科目をさらに深く学習します。対象年齢は18歳。
IB: 世界中で認知され難易度の高い大学の入学に必要とされる能力判定試験。AS&Aの内容と重複します。6科目の選択です。理系の大学の入試に有利になります。対象年齢は17-18歳。
SAT: アメリカの大学に入学するための能力判定試験。
GCE-O: シンガポールでの中等学校卒業時のシンガポール・ケンブリッジ「普通」教育認定試験。一般的なミドルスクールの学習内容よりかなり難しいです。

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インター校編入のご相談について

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バンコクのインター校の事情は、英米留学の経験があり相当な語学力がないと、各インター校の内情や本質は見えません。一般的な日本人の方々には、理解が難しいものだと思います。

ですから、インター校編入の相談ごとに対しては、じっくり時間をかけてご相談相手の状況を理解したうえで、適切な返答をするように心がけています。必要があれば、直接お会いして話しをお聞きすることもあります。

平日はとても忙しいので、週末にまとめてメールの返事をしています。簡単な内容なら翌日に返信できることもありますが、メールの返事には、3日間から1週間の猶予をいただくこともあります。もちろん、いただいたすべてのメールに目を通しています。

バンコクには、インター生のための学習塾も多くあります。集団の中で勉強するほうが向いている学生には、そちらを勧めています。家庭教師ではなく、塾をご希望の方は、インター校の編入なども、塾の担当者の方に相談してください。

残念なことですが、インター校編入に失敗して、日本人学校に戻る学生も多くいます。ミドルスクール(中学校)で、落第する学生もいます。インター校では、世界史や物理を英語のテキストで理解しなければならない現実を直視して、くれぐれもインター校への編入を甘く軽く考えないで、間違いのない選択をしてください。

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家庭教師のご依頼

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英米留学の経験を持つインター生専門の家庭教師の依頼や大学受験、インター校編入及び授業内の補習の相談は、(tutorinbangkok@gmail.com)にメールしてください。お急ぎの方は、この携帯電話の番号(084 010 1616)に連絡してください。

車の運転中、ビルの谷間、郊外などでは、電話が通じにくいことがあるので、お手数をかけますが、1~2回、時間を置いて、かけなおしてください。

語学力(学力)の査定やトライアル授業は無料なので、お気軽に考えてください。集団での学習が向いていると思われる生徒には、学習塾を勧めています。

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最近インター校に(日本から)電話してもつながりにくいというメールをいただくことが目立ちます。2~3度電話をかけてもつながらない場合、または英語を話すのが苦手な方は、ボランティア活動の一環として、代わりに学校訪問の予約を取りますから、指定日とともに、こちらまで連絡ください。

訪問者の方々へ

バンコクで、IGCSE + IB のカリキュラムをハイスクールで学ぶインター校と、そこに編入を考える日本人の保護者の方々を結ぶ目的で、このサイトを個人で運営しています。各インター校の関係者、生徒本人、保護者の方々からの意見などを反映していきたいと思います。

様々な目的に応じて、専門分野の知識も含む、優秀な家庭教師を紹介するサービスや、インター校に関する情報の提供、学校訪問の予約取りのサービスは、ボランティア活動の一環として、無料でおこなっています。

また、タイへの移住や長期滞在に関するご相談も増えてきました。イミグレーションでの各種ビザの申請やタイの運転免許書の切り替えなどですが、海外で30年ほど生活してきた経験を用いて、必要な書類の作成及び申請方法なども、ボランティア活動としてアドバイスしています。

それから、外国人やラムカムヘン大学などで学んでいるタイ人の経済的に恵まれない学生を対象に、将来の仕事に役立ててもらう目的で、日本語や英語の授業を無料でおこなっています。

ご要望等がありましたら、(tutorinbangkok@gmail.com)にメールで連絡してください。多くの方々の支援を受けてこのホームページは成り立っています。インター校関連の情報の提供は、非営利目的のボランティア活動の一環です。このウエブサイトの管理人として、みなさんのご協力に感謝します。

お急ぎの方は、電話で084 010 1616まで連絡ください。犬猫好きな人、アニメや映画好きな人、学問好きな人、子供の頃や若い頃に欧米に住まれた方からも、メールがいただければ幸いです。

管理人 - 安藤より

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