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コストパフォーマンスのよいインター校

学費が比較的に安く、生徒全体の学力レベルもそこそこよい、このようなインター校を7校紹介します。実際に訪問してもらうと、その良さが分かると思います。この数年で認知度が増して、以前より日本人の生徒数が増えています。

下記のすべてのインター校では、幼児からハイスクールまで学べます。構内の雰囲気、事務局の対応、住む地域、通学距離などを選考条件として適切に選んでください。

興味のあるインター校をクリックすると、そこへジャンプします。

Crescent international school (CIS)
Ekamai International School (EIS)
Kincaid International School (KISB)
Modern International School Bangkok (MISB)
Trinity Internatinal School (TRIS)
Astra Academy International School
Berkeley International School Bangkok

Crescent International School (CIS)

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所在地: Sathon 1 Alley
担当者: Dr. Net

サトーンにあるCrescent International School (CIS)を訪問して、admission office の担当者、ネットさん(Dr. Net)の代わりに、ジャスミンさんに話を伺いました。授業は全校オンラインになっていました。

2022年1月現在で、全校生徒数は300人ほどで、日本人の生徒数は30人ほどです。タイ人の占める割合が2~3割ほどで、タイ人と外国人の混血児(ハーフ)が3~4割です。イスラム系やインド人の学生が目立ちます。英語が苦手な生徒のために、本科と離れたIntensive English Courseがあります。

ハイスクールのカリキュラムは、IGCSE + A Levelになり、バンコクのインター校の中で、ブリティッシュスクールのカリキュラムが、最も安く学べる学校です。MRTで通うこともできますが、スクールバスが安いので、バスの利用をお勧めです。トンローからの送迎は、年間で32000Bほどです。

2008年に設立された学校で、一定数の割合を占める日本人の生徒たちも、他の国の生徒たちと一緒に勉強して、校内で遊びながら仲良く溶けこんでいます。困ったことがあれば、ネットさんにご相談ください。日本人に理解のある方です。

タイ人に偏らず、国籍がバランスよく取れているので、英語が話される環境として恵まれています。英語に慣れてくると、インター校での学習も楽しくなります。詳しくは、事務局まで連絡してください。また、参考のために、この学校の学費を載せておきます。

Admission Fee (* one time only)
Early Years: 20,000B
Year 1 - 6: 35,000B
Year 7 - 9: 45,000B
Year 10 - 13: 55,000B

Tuition Fee (* annually)
Early Years: 130,000B
Year 1 - 6: 150,000B
Year 7 - 9: 150,000B
Year 10 - 11: 190,000B
Year 12- 13: 200,000B

General Fee: 10,000B (* annually)
lunch: 15,000B (* annually)

Intensive English Course: 15,000B (* monthly)


CIS owns all rights to all the pictures above.

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Ekamai International School (EIS)

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所在地: soi 63 Ekamai, Sukhumvit Road
初年度の諸経費込みの学費: 430,900B (授業料 154,900B、入学金 150,000B、その他 126,000B)
2年目の諸経費込みの学費: 154,900B
担当者: Mss. Noy, Mina
* その他の金額の120,800Bは払い戻されます。

3年ぶりにエカマイのソイ12にある、Ekamai International School (EIS)を訪れて admission office の担当者、ミナさん(Ms. Mina)に話を伺いました。

学費が安いわりに設備も整った大きな学校です。2020年9月現在で、全校生徒数は1500人ほどで、日本人の生徒数は2~3%です。タイ人の生徒が全体の8割を占めています。エリメンタリースクールを見学しましたが、教室内の生徒数は、20人ほどでした。

EIPと呼ばれる英語の補習授業が、Grade4からGrade7までの対応なので、Grade3以下、及び、Grade8以上で、英語の苦手な生徒の受け入れは困難になります。また、ハイスクールでは日本語の授業も選択できます。

財団による運営のキリスト教のミッションスクールなので、他のインター校のように急激な学費の高騰が見られません。3歳児の入学においては、初年度こそ、入学金、その他諸経費込みで417,000Bですが、2年目以降は、ほぼ学費のみの141,000Bになります。

とても人気の高いインター校なので、定員が満杯になると、半年後の次の学期まで編入することができなくなります。編入希望者は編入希望日の半年前から、頻繁に事務局の担当者と連絡を取るようにしてください。

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Kincaid International School (KISB)

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所在地: soi Phasuksanti 3, soi 69 Pattanakarn Road
初年度の諸経費込みの学費: 262,000B *ランチ代込み
2年目の諸経費込みの学費: 232,000B *ランチ代込み
担当者: Mr. Steve
* English Support(EAP)には40,000B追加されます。

パタナカン通りのソイ69にある、2000年に設立されたKincaid International School of Bangkok (KISB)を訪問して、校長先生(headmaster)のスティーブさん(Mr. Steve)に話を伺いました。

この学校は、生後数ヶ月の幼児から受けつけていて、Grade1からGrade12のハイスクールの終了まで過ごすことができます。2023年の7月現在で、全校生徒数は500人ほどで、日本人の生徒数はその10%ぐらいです。基本的に一学年に2クラス設けられています。

7~8割が外国人で占められており、インド、パキスタン、シンガポール、フィリピン、中国、台湾、韓国、日本などのアジア人以外に、ナイジェリア、コンゴなどのアフリカ人、欧米人など、44ヶ国の多くの国籍から構成されています。残りの2~3割がタイ人になります。

校長先生のスティーブさんの気さくで親切な人柄に影響されて、生徒たちは楽しそうに授業を受けて、職員たちも快く働いていました。彼の人望がそうさせるのだと感じました。学費の安いインター校なのですが、おすすめのインター校の一つです。

アメリカンスクールで、語学力の低い生徒にはEnglish Support(EAP)の授業もあります。卒業生の多くが海外の大学に進学しているそうです。彼によるとアメリカの高等教育機関では、IBよりもIGCSEのほうが受け入れられているそうです。

スクンビットへスクールバスの送迎サービスもあります。学費一覧はこちらのサイトに掲載されています。シーコンスクエア(Seacon Square)の近くに新校舎を建設する計画があるそうです。

生徒本人の就学ビザだけでなく、保護者(母親)のビザも用意してくれます。トライアル期間として一週間ほど学ばせてくれるので、この学校でやっていけるかどうか、子供でも自分で判断しやすい環境も提供してくれます。

移住目的のご家庭では、この学校が住宅地内にあるので、周辺に居を構えて徒歩で通学する日本人の生徒もいます。スクンビットに比べると生活費がとても安く、とりわけ家賃を三分の一程度に抑えることができます。

車で来られる場合は、上の写真のパタナカン通りをソイの69で左折して、内ソイの5を左折すると、左手にこの学校の校舎があり、校門を入ると駐車場になっているので、そこで停めてください。子供たちは積極的に話しかけてくれるスティーブさんに好感を持つようです。

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Modern International School Bangkok (MISB)

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所在地: soi 39 Sukhumvit Road
初年度の諸経費込みの学費: 355,000B (授業料 219,000B)
2年目の諸経費込みの学費: 262,000B
担当者: Ms. Sarika

ソイの39にあるModern International School Bangkok (MISB)を訪問して、編入担当のサリカさん(Ms. Sarika)に、いろいろとお話を伺いました。

2024月年3月現在で、全校生徒数は390人ほどで、日本人の生徒数は40、50人ぐらいです。新しい生徒のために一週間のお試し期間があり、編入に慣れるかどうか試すこともできます。

インド人の生徒が非常に目立つインター校ですが、生徒全体の学力も比較的によく、ブリティッシュスクールとして学費も安く、所在地もスクンビットの日本人居住区のど真ん中です。コストパフォーマンスの非常によいインター校です。

校内の多くのインド人の生徒たちは、日本人の生徒に優しく接してくれます。校長先生も、日本人の生徒には、いつも笑顔で気を使ってくれるので、ありがたく思っています。わたし自身の生徒の一人もこの学校で学んでいます。

日本人学校とほぼ同額の学費でインター校を探している保護者、スクンビット内の所在地、語学のセンスのある生徒、これら三つの条件に当てはまる方々に、ご紹介している学校です。

ソイの39にある、フジスーパーの2号店から、徒歩で1~2分の距離なので、近くに住んでいる生徒たちは、歩いて通っています。個人的には、このインター校もおすすめの一つです。

ランチは設立者の意向でベジタリアンフードとなっていますが、ご家庭でお弁当を持たせることもできます。タイ人の先生ですが、低学年を対象に日本語の授業も行われています。彼は日本の関東地方に留学されていたそうです。

ブリティッシュスクールのハイスクールで、最後の2年間のカリキュラムはA Levelになり、4科目を選択して深く勉強します。大学の専門分野に入り込むため、学習内容も難しくなります。

IBの場合、選択科目が6科目になり、広く浅く勉強することになるので、科目の好き嫌いが激しい学生には、A Levelのほうが向いていると思います。学費一覧はこちらのサイトに掲載されています。

4月8日から12日までソンクラン(タイ正月)のため休校となり、事務局も閉まっているので、訪問の際は気をつけてください。MISBに編入をご希望の方は、わたし、安藤まで連絡くだされば、編入担当者に訪問の予約を取ることもできます。無料なので、お気軽にご利用ください。

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Trinity Internatinal School (TRIS)

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所在地: soi 36 Sukhumvit Road
初年度の諸経費込みの学費: 427,970B (授業料 291,370B、入学金及びその他 136,600B)
2年目の諸経費込みの学費: 306,370B
担当者: Ms. Vanee
* 但し、ESLには、毎学期28,000の費用が別途にかかります。

ソイの36にあるTrinity Internatinal School (TRIS)を訪問して、編入担当のワニーさん(Ms. Vanee)にお会いして話を伺いました。旧校舎に食堂を残して新校舎で授業が行われています。

基本的に一学年2クラスで、1クラスの定員は25人です。2023年3月現在の全校生徒数は400人ほどで、日本人の生徒数は20%を超えると聞いているのですが、学年によってはクラスの半数以上が日本人で占められているとの報告もあります。

English as a Second Language (ESL)と呼ばれる英語の補習クラスがあり、本科の授業についていける語学力を養成します。個人的な見解ですが、このインター校のESLは、他校に比べると充実していると思います。

数学の授業に関しては、Singapore O Levelを採用しているので、平均的なアメリカンスクールよりも難しくなります。また、セカンダリースクールの生徒は、最寄りの BTS Thonglor 駅から徒歩での通学も可能です。

非営利団体のクリスチャンスクールなので、生徒たちのために、できるだけ学費を抑えたいと考えているとのことで、学費の値上げも他校ほど高いものではありません。学費一覧はこちらのサイトに掲載されています。

以前は雨季の冠水に悩まされたのですが、ここ数年で周辺の道路が整備され、しゃれた喫茶店もいくつか見られるようになり、徒歩での通学をすすめることができるようになりました。良心的な学費、親しみやすい職員や教師の方々、新しい校舎も考慮すると、おすすめのインター校の一つです。

語学力の高くない、日本やバンコク日本人学校から転入してくる学生も引き受けてくれる、ありがたいアメリカンスクールのインター校です。ハイスクールにおいても、テストの点数だけでなく、授業態度や提出物も進級判定の際の考慮に入れてくれるので、まじめな生徒であれば卒業できることになります。

ブリティッシュスクールの場合、ハイスクールのIGCSEやA Levelのカリキュラムにおいて、各教科のテストの点数が記録として残り、進級判定の判断基準になります。高学年での日本人のインター校編入の際、進級や卒業の容易さを考えた場合、アメリカンスクールをおすすめすることになります。


TRIS owns all rights to all the pictures above.

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Astra Academy International School

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所在地: Ekkama 14 Alley
初年度の諸経費込みの学費: 658,500B (授業料 495,000B)
2年目の諸経費込みの学費: 505,000B
担当者: Mr. Jack

エカマイのソイ14の突き当たりにあるAstra Academy International Schoolを訪れて、編入担当のジャックさん(Mr. Jack)に話を伺いました。

2023年11月の統計の全校生徒数は106人で、日本人の生徒数は6人とのことでした。英語の理解力が低い生徒のためにEALのクラスがあります。

セカンダリースクールの生徒が3分の1の割合を占めます。授業料、所在地、外国人の多さ、日本人の少なさを考慮すると、おすすめのインター校です。

2021年に設立された新しいブリティッシュスクールですが、同グループのソイ2にあるKids Academyの幼稚園はよく知られていると思います。

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Berkeley International School

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所在地: 123 Bang Na-Trat Frontage Rd.
初年度の諸経費込みの学費: 964,740B (授業料 705,528B)
2年目の諸経費込みの学費: 731,740B
担当者: Mr. Lloyd

日本から来られたご家族に同行して、バンナーにあるBerkeley International School Bangkokを訪問して、編入担当のロイドさん(Mr. Lloyd)にお会いして、世間話を交えていろいろと話を伺いました。

2023年8月現在で、全校生徒数は500人ほどで、日本人の生徒数は24人です。英語を操るのがふつうの英語ネイティブの学校なので、語学力の低い一般的な日本人の生徒は、編入テストに受かりません。

Bekeyleyへの中学生での編入には、英検の準1級以上の語学力が必要で、一般的な日本から来る生徒には難しいので、幼稚園児や小学生の低学年で編入することをすすめています。

しかしながら、語学力のある生徒たちには、あえてBerkeleyをすすめます。生徒の40%が欧米人なので、校内のどこでも、きれいな英語が話されていることです。イギリスやアメリカに住む環境に近いと言えます。

このインター校を紹介して、編入できた日本人の生徒たちは、クラスのみんなも親切で、毎日の学校生活が、とても楽しいと言ってくれます。正しい英語の学習環境の構築は大切なことです。

また、セカンダリースクールの生徒は、BTSで通学ができます。最寄りの Udom Suk 駅から、朝の登校時と授業後に、シャトルバスが出ています。もちろん、トンローやエカマイから、スクールバスでも通えます。

ロイドさんは、ほぼ在校生全員の名前と顔を覚えているので、校内で欧米人の生徒だけでなく、恥ずかしがりな日本人の生徒を見ると、積極的に話しかけてくれます。

彼は誰に対しても、親切で好意的なので、学生たちから慕われています。彼と話していると、言葉の偽りがなく、心根のよい人だと分かります。元気で長く勤めてもらいたいと思います。

他の入りやすいインター校から、家庭教師として教えながら、一年ほど時間をかけて語学力を向上させ、このインター校に転校させることが多くあります。みんなよく頑張ってくれたと思います。


Berkeleyは、英語ネイティブのインター校としては学費が安いという意味なので、他の6校と比べると大幅に高くなります。

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