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バンコクのインター校を訪問 2023-2024年

近年は、毎月バンコクにある、どこかのインター校を訪問しています。基本的には、自分自身の生徒のご家族が対象になりますが、英語が苦手な保護者の方々に、同行することもあります。このようなことを20年ほど続けているのですが、インター校訪問の記録を残し始めたのは、数年前のことです。

これまでに100回以上、バンコク市内及び周辺に散らばるインター校を訪問して、事務局のタイ人担当者や欧米人教師に話を聞いて、自分の目で確かめながら、校内の雰囲気を感じとってきました。過去15年の間にインター校の授業のIT化が進みました。

日本、中国、シンガポ-ルから、特定のインター校を調べて欲しいなど、ご要望があったときにも、出向いていきます。最近は、依頼主から同行を求められる、人気のあるインター校を訪問しています。保護者からのご要望で、代わりにこちらで訪問の予約を受けることもあります。

スクンビットにあるインター校では、生徒数はコロナ禍前の状態に戻りつつあります。しかしながら、郊外の学校では、企業の学費補助の減額や交通渋滞の問題もあり、まだまだ戻りきっていません。通学の便利な学校に、生徒が集まりやすくなっています。

欧米人の生徒数は少ないままで、本来のインター校の姿に戻っていません。アジア人やタイ人の割合が、以前よりかなり高くなっています。語学力の低い日本人生徒も目立っており、総じてインター校の運営状態は、コロナ禍前より厳しいものとなっています。

アメリカの大学とほぼ同じことがバンコクで英語で学べる、コンピュータ科学の分野のインターナショナルカレッジもインター校と同様に紹介していきたいと思います。

学費が非常に良心的で、しかも専門分野を英語で四年間学ぶために、読解力が深まり語学力も大幅に向上するので、海外での就職も視野に入れる学生におすすめです。

興味のある学校をクリックしてください。そこへジャンプします。

2023-2024年

12 Modern International School Bangkok (MISB) (9) New!
11 Srinakharinwirot University (SWU)
10 Astra Academy International School
09 Assumption University Hua Mak campus (ABAC) (2)
08 NIST International School (2)
07 St. Andrews International School Bangkok (STA) - Primary school (5)
06 Berkeley International School Bangkok (6)
05 Thai-Nichi Institute of Technology College (TNIC)
04 Kincaid International School of Bangkok (KISB) (7)
03 St. Andrews International School Bangkok (STA) - Primary school (4)
02 Modern International School Bangkok (MISB) (8)
01 Trinity Internatinal School (TRIS) (6)

インター校訪問のファイル
2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年

2024年3月18日 Mon.
Modern International School Bangkok (MISB) (9)

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ソイの39にあるModern International School Bangkok (MISB)を訪問して、編入担当のサリカさん(Ms. Sarika)に、いろいろとお話を伺いました。

2024月年3月現在で、全校生徒数は390人ほどで、日本人の生徒数は40、50人ぐらいです。新しい生徒のために一週間のお試し期間があり、編入に慣れるかどうか試すこともできます。

インド人の生徒が非常に目立つインター校ですが、生徒全体の学力も比較的によく、ブリティッシュスクールとして学費も安く、所在地もスクンビットの日本人居住区のど真ん中です。コストパフォーマンスの非常によいインター校です。

校内の多くのインド人の生徒たちは、日本人の生徒に優しく接してくれます。校長先生も、日本人の生徒には、いつも笑顔で気を使ってくれるので、ありがたく思っています。わたし自身の生徒の一人もこの学校で学んでいます。

日本人学校とほぼ同額の学費でインター校を探している保護者、スクンビット内の所在地、語学のセンスのある生徒、これら三つの条件に当てはまる方々に、ご紹介している学校です。

ソイの39にある、フジスーパーの2号店から、徒歩で1~2分の距離なので、近くに住んでいる生徒たちは、歩いて通っています。個人的には、このインター校もおすすめの一つです。

ランチは設立者の意向でベジタリアンフードとなっていますが、ご家庭でお弁当を持たせることもできます。タイ人の先生ですが、低学年を対象に日本語の授業も行われています。彼は日本の関東地方に留学されていたそうです。

ブリティッシュスクールのハイスクールで、最後の2年間のカリキュラムはA Levelになり、4科目を選択して深く勉強します。大学の専門分野に入り込むため、学習内容も難しくなります。

IBの場合、選択科目が6科目になり、広く浅く勉強することになるので、科目の好き嫌いが激しい学生には、A Levelのほうが向いていると思います。学費一覧はこちらのサイトに掲載されています。

4月8日から12日までソンクラン(タイ正月)のため休校となり、事務局も閉まっているので、訪問の際は気をつけてください。MISBに編入をご希望の方は、わたし、安藤まで連絡くだされば、編入担当者に訪問の予約を取ることもできます。無料なので、お気軽にご利用ください。

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2024年2月29日 Thu.
Srinakharinwirot University (SWU)

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スクンビットのソイ23の突き当たりにあるSrinakharinwirot Universityを訪れて、Educational Support and Service Officeにて話を伺いました。

International Programsの学部は、Economy, Engineering, Hospitality Management, Linguisticsがあり、郊外のキャンパスを含めて大学生総数は20,000人ほどで、その中の600-700人になるとのことです。Engineeringは、Computer Securityを含みます。

日本人は数名在籍だそうです。事務局の一人から、高校卒業後に日本から来た日本人学生のことをお聞きしました。現在は4年生で学んでいるそうです。入学当初は英語が苦手でしたが、人前でのレポートの発表を毎週重ねて、自信をつけていったそうです。

高校卒業後に日本からやってくる生徒の多くは、英語の語学力が高くないので、Hospitality Managementなどの学部が学びやすいと思います。インター校のハイスクールを卒業して語学力が高く、mathやphysicsなどの科目も十分に理解できる学生には、Engineeringをおすすめします。


同大学のウエブサイトの表記と学部名に違いがみられますが、事務局の担当者が話された名称をそのまま使用します。

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2023年12月11日 Mon.
Astra Academy International School

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今日はエカマイのソイ14の突き当たりにあるAstra Academy International Schoolを訪れて、編入担当のジャックさん(Mr. Jack)に話を伺いました。

2023年11月の統計の全校生徒数は106人で、日本人の生徒数は6人とのことでした。英語の理解力が低い生徒のためにEALのクラスがあります。

セカンダリースクールの生徒が3分の1の割合を占めます。授業料、所在地、外国人の多さ、日本人の少なさを考慮すると、おすすめのインター校です。

2021年に設立された新しいブリティッシュスクールですが、同グループのソイ2にあるKids Academyの幼稚園はよく知られていると思います。

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2023年12月4日 Mon.
Assumption University (ABAC) Hua Mak campus (2)

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Assumption University (ABAC) Hua Mak campusのOffice of the University Registrarを訪れて、カウンターに座る担当者のプクさん(Ms. Pook)にいろいろお話を伺いました。

2023年12月現在の全校の生徒数は8000-9000人ほどで、日本人の割合は5%ぐらいだそうです。所在地はラムカムヘン通りのソイ24なので、交通の渋滞がなければ、トンローから車で10分ほどです。しかし、多くの学部では、空港近くのSuvarnabhumi campusで学ぶことになります。

Business Englishの学部の場合、一年目の授業料は115,000バーツです。ITの学部の場合は139,000バーツです。Aeronautic Engineeringの学部を除くその他の学部で、4年間の学費の合計金額も50-75万バーツの範囲で収まります。

日本やアメリカの大学と比べても、非常に良心的な金額で、外国人の割合も比較的に高い大学です。また、校舎近くの寮も月額5000-6000バーツほどで、フードコートなどを利用すれば、食費代もとても安くなります。

二つのキャンパスの間をシャトルバスで移動することができます。1969年に設立されたABACは、文系理系の多くの学部からなる総合大学です。この大学で学べる学部を下に記します。

Design and Degital innovation
Business Administration
Accountancy
Business Economics
Business English
Business French
Business Chinese
Business Japanese
English-Chinese Digital Communication
Music Entrepreneurship
Creative Commercial Communication
Imagineer Media Entrepreneurship
Creative Communication Desighn
Architecture
Interior Architecture
Multidisciplinary Design Product Design
Multidisciplinary Design Spatial Design
Multidisciplinary Design Lighting Design
Design Business and Future Industries
Electrical and Computer Engineering
Mechatronics Engineering and Artificial Intelligence
Aeronautic Engineering - Commercial Pilot
Aeronautic Engineering - Aircraft Maintenance
Computer Science
Information Technology
Food Technology
Nursing Science
Law

おすすめの学部は、Computer Science、Mechatronics Engineering、Information Technologyなどです。他にも訪問して調べてほしいタイのインターの大学があれば、こちらまで連絡ください。バンコク市内の所在地であれば、足を運ぶことができると思います。

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2023年9月21日 Thu.
NIST International School (2)を訪問

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今日は日本から来られたご家族に同行して、スクンビット通りのソイ15にあるNIST International Schoolを訪問して、事務局のグレースさん(Ms.Grace)とお会いして、話を伺いました。

2023年の9月現在の全校生徒数は1780人ほどで、日本人の生徒数は約5%だそうです。韓国人やドイツ人の割合も高いです。卒業生の95%は海外に進学です。古い校舎を取り壊して新しいものを建設中です。

国籍別では、日本人が増えて、タイ人(25%)、アメリカ人(14%)に続き、3番目に生徒の多い国籍グループになっています。この学校は名門校として多くの優れた学生を輩出しているので、編入が難しいインター校の一つです。

定員が一杯になっている場合は、ウエイティングリストに載せてもらって、欠員が出るまで待つことになります。高学年になると、編入試験で学年に応じて高い得点を取らないと、合格は難しいところです。

英語を操ることは当然のことになるので、低学年で編入を望む場合を除き、このインター校に編入を希望する生徒は、語彙を豊富にして英文テキストを読める、専門的な知識を用いた作文も書ける、高い語学力を養ってください。

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2023年8月24日 Thu.
St. Andrews International School Bangkok - Primary schoolを訪問 (5)

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今日も日本人のご家族に同行して、St. Andrews International School Bangkokのプライマリースクールを訪問して、編入担当のバーテクさん(Mr. Bartek)にお話を伺いました。

2023年8月現在、ソイの71にあるプライマリースクールの総生徒数はおよそ1000人、エカマイのセカンダリースクールに1300人ほどになります。もっとも多いタイ人が45%、そして、イギリス人、インド人、日本人の順で生徒数が多く、日本人の生徒数は6,7%だそうです。

プライマリースクールには、Language Support Programmeとして、英語の語学力の向上を図るEAL Programmeがあり、一年から一年半ほど学ぶ生徒が多いそうです。English以外の授業は、本科の生徒と一緒に学びます。

それぞれの学年と学力に合わせて、日本語の授業も選択できます。発達障害、学習障害などを持つ障害児には、一対一で教師や職員が対応します。特別な支援が必要な生徒は、20人ほどだそうです。

エカマイのキャンパスへは、シャトルバスで移動できます。通いやすい所在地と快適な環境で、人気のインター校の一つです。現在のところ、定員に余裕があるようなので、編入はいつでも可能です。

休み時間になると、国籍に関係なく、子供たちが楽しそうに、キャンパス内で遊びまわっています。この学校を訪れる見学の子供たちも、このにぎやかな雰囲気を好むようです。

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2023年8月22日 Tue.
Berkeley International School (6)

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今日は日本から来られたご家族に同行して、バンナーにあるBerkeley International School Bangkokを訪問して、編入担当のロイドさん(Mr. Lloyd)にお会いして、世間話を交えていろいろと話を伺いました。

2023年8月現在で、全校生徒数は500人ほどで、日本人の生徒数は24人です。英語を操るのがふつうの英語ネイティブの学校なので、語学力の低い一般的な日本人の生徒は、編入テストに受かりません。

Bekeyleyへの中学生での編入には、英検の準1級以上の語学力が必要で、一般的な日本から来る生徒には難しいので、幼稚園児や小学生の低学年で編入することをすすめています。

しかしながら、語学力のある生徒たちには、あえてBerkeleyをすすめます。生徒の40%が欧米人なので、校内のどこでも、きれいな英語が話されていることです。イギリスやアメリカに住む環境に近いと言えます。

このインター校を紹介して、編入できた日本人の生徒たちは、クラスのみんなも親切で、毎日の学校生活が、とても楽しいと言ってくれます。正しい英語の学習環境の構築は大切なことです。

また、セカンダリースクールの生徒は、BTSで通学ができます。最寄りの Udom Suk 駅から、朝の登校時と授業後に、シャトルバスが出ています。もちろん、トンローやエカマイから、スクールバスでも通えます。

ロイドさんは、ほぼ在校生全員の名前と顔を覚えているので、校内で欧米人の生徒だけでなく、恥ずかしがりな日本人の生徒を見ると、積極的に話しかけてくれます。

彼は誰に対しても、親切で好意的なので、学生たちから慕われています。彼と話していると、言葉の偽りがなく、心根のよい人だと分かります。元気で長く勤めてもらいたいと思います。

他の入りやすいインター校から、家庭教師として教えながら、一年ほど時間をかけて語学力を向上させ、このインター校に転校させることが多くあります。みんなよく頑張ってくれたと思います。

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2023年8月8日 Tue.
Thai-Nichi Institute of Technology College (TNIC)

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今日はパタナカーン通りに面する2007年に設立されたThai-Nichi Institute of Technology (TNI)(泰日工業大学)を訪問して、この大学のインターナショナルカレッジにあたるThai-Nichi Institute of Technology College (TNIC)の学部長(dean)、Ms. Chopaka Tonwataに話を伺いました。

TNI全体の学生数は3,400人で、TNICの学生数は160人になります。その中の10人ほどが日本人とタイ人とのハーフの学生だそうです。この大学全体では、25%程度の学生が半額相当の奨学金を受けています。日本の高専や大学との交換留学も頻繁に行われています。

日本企業や商工会議所との結びつきも深く、JAICAから日本人の職員が派遣されています。広義のコンピュータサイエンスではコンピュータやプログラムの作動環境の向上や効率化を学ぶのですが、TNICではデジタルエンジニアリングという分野の技師を育成します。

デジタルエンジニアリングにおいて、製造業における3DCAD、3Dプリンタ、3Dスキャナなどの3D技術の活用から、インターネット経由の通信設備を通してAI(人工知能)、VR(仮想現実)、ロボットなどの技術を組み合わせて設計や生産を行います。

また、TNICではIBN (International Business and Entrepreneurship)やJIB (Japanese for International Business)のプログラムもあるので、詳しくはTNICのホームページを参照してください。英語で学べるインターナショナルカレッジですが、学費も良心的なので、おすすめの大学です。

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2023年7月14日 Fri.
Kincaid International School of Bangkok (KISB) (7)

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パタナカン通りのソイ69にある、2000年に設立されたKincaid International School of Bangkok (KISB)を訪問して、校長先生(headmaster)のスティーブさん(Mr. Steve)に話を伺いました。

この学校は、生後数ヶ月の幼児から受けつけていて、Grade1からGrade12のハイスクールの終了まで過ごすことができます。2023年の7月現在で、全校生徒数は500人ほどで、日本人の生徒数はその10%ぐらいです。基本的に一学年に2クラス設けられています。

7~8割が外国人で占められており、インド、パキスタン、シンガポール、フィリピン、中国、台湾、韓国、日本などのアジア人以外に、ナイジェリア、コンゴなどのアフリカ人、欧米人など、44ヶ国の多くの国籍から構成されています。残りの2~3割がタイ人になります。

校長先生のスティーブさんの気さくで親切な人柄に影響されて、生徒たちは楽しそうに授業を受けて、職員たちも快く働いていました。彼の人望がそうさせるのだと感じました。学費の安いインター校なのですが、おすすめのインター校の一つです。

アメリカンスクールで、語学力の低い生徒にはEnglish Support(EAP)の授業もあります。卒業生の多くが海外の大学に進学しているそうです。彼によるとアメリカの高等教育機関では、IBよりもIGCSEのほうが受け入れられているそうです。

スクンビットへスクールバスの送迎サービスもあります。学費一覧はこちらのサイトに掲載されています。シーコンスクエア(Seacon Square)の近くに新校舎を建設する計画があるそうです。

生徒本人の就学ビザだけでなく、保護者(母親)のビザも用意してくれます。トライアル期間として一週間ほど学ばせてくれるので、この学校でやっていけるかどうか、子供でも自分で判断しやすい環境も提供してくれます。

移住目的のご家庭では、この学校が住宅地内にあるので、周辺に居を構えて徒歩で通学する日本人の生徒もいます。スクンビットに比べると生活費がとても安く、とりわけ家賃を三分の一程度に抑えることができます。

車で来られる場合は、上の写真のパタナカン通りをソイの69で左折して、内ソイの5を左折すると、左手にこの学校の校舎があり、校門を入ると駐車場になっているので、そこで停めてください。子供たちは積極的に話しかけてくれるスティーブさんに好感を持つようです。

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2023年6月19日 Mon.
St. Andrews International School Bangkok - Primary schoolを訪問 (4)

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日本人の保護者の方に同行して、St. Andrews International School Bangkokのプライマリースクールを訪問して、編入担当のセーラさん(Ms. Sarah)にお話を伺いました。

2023年6月現在、ソイの71にあるプライマリースクールのキャンパスで、総生徒数はおよそ1000人、タイ人、イギリス人、インド人、日本人の順で生徒数が多く、日本人の生徒数は約5%だそうです。

プライマリースクールには、Language Support Programmeとして、英語の語学力の向上を図るEAL Programmeがあり、一年から一年半ほど学ぶ生徒が多いそうです。

それぞれの学年と学力に合わせて、日本語の授業も選択できます。発達障害、学習障害などを持つ障害児には、一対一で教師や職員が対応します。

エカマイのキャンパスへは、シャトルバスで移動できます。通いやすい所在地と快適な環境で、人気のインター校の一つです。定員さえ空いていれば、編入はいつでも可能です。

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2023年3月24日 Fri.
Modern International School Bangkok (MISB) (8)

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ソイの39にあるModern International School Bangkok (MISB)を訪問して、編入担当のサリカさん(Ms. Sarika)に、いろいろとお話を伺いました。

2023月年3月現在で、全校生徒数は450人ほどで、日本人の生徒数はその20%ぐらいです。新しい生徒のために一週間のお試し期間があり、編入に慣れるかどうか試すこともできます。

インド人の生徒が非常に目立つインター校ですが、生徒全体の学力も比較的によく、ブリティッシュスクールとして学費も安く、所在地もスクンビットの日本人居住区のど真ん中です。コストパフォーマンスの非常によいインター校です。

校内の多くのインド人の生徒たちは、日本人の生徒に優しく接してくれます。校長先生も、日本人の生徒には、いつも笑顔で気を使ってくれるので、ありがたく思っています。この学校に来ると、彼にはいつもあいさつに訪れます。

日本人学校とほぼ同額の学費でインター校を探している保護者、スクンビット内の所在地、語学のセンスのある生徒、これら三つの条件に当てはまる方々に、ご紹介している学校です。

ソイの39にある、フジスーパーの2号店から、徒歩で1~2分の距離なので、近くに住んでいる生徒たちは、歩いて通っています。個人的には、このインター校もおすすめの一つです。

ランチは設立者の意向でベジタリアンフードとなっています。タイ人の先生ですが、低学年を対象に日本語の授業も行われています。彼は日本の関東地方に留学されていたそうです。

ブリティッシュスクールのハイスクールで、最後の2年間のカリキュラムはA Levelになり、4科目を選択して深く勉強します。大学の専門分野に入り込むため、学習内容も難しくなります。

IBの場合、選択科目が6科目になり、広く浅く勉強することになるので、科目の好き嫌いが激しい学生には、A Levelのほうが向いていると思います。学費一覧はこちらのサイトに掲載されています。

4月8日から16日までソンクラン(タイ正月)のため休校となり、事務局も閉まっているので、訪問の際は気をつけてください。

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2023年3月1日 Wed.
Trinity Internatinal School (TRIS) (6)

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今日は日本人のご家族に同行して、ソイの36にあるTrinity Internatinal School (TRIS)を訪問して、編入担当のワニーさん(Ms. Vanee)にお会いして話を伺いました。旧校舎に食堂を残して新校舎で授業が行われています。

基本的に一学年2クラスで、1クラスの定員は25人です。2023年3月現在の全校生徒数は400人ほどで、日本人の生徒数は20%を超えると聞いているのですが、学年によってはクラスの半数以上が日本人で占められているとの報告もあります。

English as a Second Language (ESL)と呼ばれる英語の補習クラスがあり、本科の授業についていける語学力を養成します。個人的な見解ですが、このインター校のESLは、他校に比べると充実していると思います。

数学の授業に関しては、Singapore O Levelを採用しているので、平均的なアメリカンスクールよりも難しくなります。また、セカンダリースクールの生徒は、最寄りの BTS Thonglor 駅から徒歩での通学も可能です。

非営利団体のクリスチャンスクールなので、生徒たちのために、できるだけ学費を抑えたいと考えているとのことで、学費の値上げも他校ほど高いものではありません。学費一覧はこちらのサイトに掲載されています。

以前は雨季の冠水に悩まされたのですが、ここ数年で周辺の道路が整備され、しゃれた喫茶店もいくつか見られるようになり、徒歩での通学をすすめることができるようになりました。良心的な学費、親しみやすい職員や教師の方々、新しい校舎も考慮すると、おすすめのインター校の一つです。

語学力の高くない、日本やバンコク日本人学校から転入してくる学生も引き受けてくれる、ありがたいアメリカンスクールのインター校です。ハイスクールにおいても、テストの点数だけでなく、授業態度や提出物も進級判定の際の考慮に入れてくれるので、まじめな生徒であれば卒業できることになります。

ブリティッシュスクールの場合、ハイスクールのIGCSEやA Levelのカリキュラムにおいて、各教科のテストの点数が記録として残り、進級判定の判断基準になります。高学年での日本人のインター校編入の際、進級や卒業の容易さを考えた場合、アメリカンスクールをおすすめすることになります。

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